ひな人形は、「娘が無事に育ちあがりますように」「娘にふりかかるであろう災厄を肩代わりしてくれるように」という願いを込めて飾られるようになったものです。そしてお子さんが無事に成長すると、ひな人形はその役目を終えることになります。いわば「役目を終えること」が幸せの証となるのが、ひな人形の特性だといえるでしょう。
お子さんに代わって災厄を引き受けてくれるひな人形だからこそ、手放すときにはきちんと供養しなければなりません。ただ、「どうしたら良いかわからない……」と戸惑われるご家庭もあるでしょう。レンタルならばその心配もいりません。
「息子が力強く雄々しく丈夫に育つように」という願いを込めて飾られるようになったのが、五月人形です。戦場に出ることになる男の子を守るものとして武具が飾られるようになったのですが、このような武家社会の考え方は今の時代にも生きています。
「全身を守るためのもの」として、五月人形では特に鎧が尊ばれます。ただある程度の大きさを持つ鎧を保管しておくのは、収納スペース的に厳しいというご家庭も多いかと思われます。また、兜だけでも屏風などがしっかりついている立派なものは、やはり保管のための大きなスペースが必要です。しかしレンタルならば、収納スペースを必要としません。